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予防

身体検査の大切さ

身体検査は、動物の診療において最も重要な検査と言われています。では、身体検査とは具体的にどういう検査のことを言うのでしょうか?

一般的には、体重や体温、心拍数や呼吸数、血圧測定、BCS(ボディコンディションスコア)、可視粘膜色、体表リンパ節の腫大の有無などを測定することだと思います。しかしながら、本当の意味での”身体検査 Physical examination” は、自分の体の一部を使って検査するという意味です。動物の意識状態や歩き方・呼吸数・可視粘膜色は目を使って、心拍数・心音・心雑音の強度は耳や手を使って、脈の拍動は手を使って行います。このように人間の5感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、(味覚))を使って行う検査です。

身体検査の情報は動物の状態を把握するための一番簡便にできる検査です。身体検査で目星をつけてから、追加検査で血液検査、尿検査、画像診断検査(レントゲン検査、超音波(エコー)検査、CT検査、MRI検査)など、必要な検査を組み合わせて、病気の診断をして、治療方針を立てます。したがって、身体検査はその後の診療方針を大きく決める大切な検査です。

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