menu

予防

腹腔鏡下不妊手術(低侵襲)

*手術中の写真が出ますので、苦手な方は画像を見ないようにしてください。

犬の不妊手術(卵巣子宮もしくは卵巣摘出術)は、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの雌性ホルモンの影響で起こる病気の予防のために行う手術です。従来の方法では、お腹にメスを入れて切開する開腹手術が一般的でしたが、近年では人間の医療と同じように腹腔鏡による手術も獣医療で普及しつつあります。

腹腔鏡での手術の最大のメリットは、皮膚の切開創が小さいため低侵襲で体に負担が少ないことです。全身麻酔下で、お腹の皮膚に3か所の5-10mm程度の切開創をつくり、トロッカーという器械を装着してお腹の中に二酸化炭素ガスを入れて少し膨らませてから、腹腔鏡(カメラ)、鉗子、シーリングデバイスを挿入して、卵巣と子宮を摘出します。個体差もありますが、基本的に手術・麻酔が順調に終了すれば日帰り対応可能です。また術後の痛みも開腹手術に比べて軽減されます。ご興味ある方は、一度当院へお気軽にご相談ください。

卵巣動静脈をシーリングデバイスで切離している様子

クーパーです🤩前のページ

New Face🐕次のページ

ピックアップ記事

  1. 7月23日(日)13:00-16:00 ふれあい譲渡会 開催予定
  2. アニマルシェルター(随時里親募集中)
  3. 12月5日13-15時 ふれあい譲渡会開催のお知らせ🎄
  4. 6月27日(日曜)ふれあい譲渡会開催します🌻
  5. 10/24ふれあい譲渡会開催のお知らせ🎃

関連記事

  1. 予防

    フィラリア予防はできていますか?

    フィラリア症(犬糸状虫症)は、蚊の媒介によりフィラリアという寄生虫が…

  2. 手術

    犬猫の腹腔鏡による不妊手術(卵巣切除術)

    腹腔鏡下卵巣切除術 Laparoscopic Ovariectomy…

  3. 猫

    予防

    予防シーズン始まりました🌸

    フィラリア・ノミ・マダニ予防 ワクチン接種今年も4月になり、年に1…

  4. 予防

    身体検査の大切さ

    身体検査は、動物の診療において最も重要な検査と言われています。では、…

  5. 予防

    混合ワクチン予防接種注射💉

    4月から予防の季節ですね。混合ワクチンの予防接種についてお話します。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最近の記事

  1. シェルター

    9月10日(日)13:00-16:00 ふれあい譲渡会 開催予定
  2. ジン

    お知らせ

    12月5日13-15時 ふれあい譲渡会開催のお知らせ🎄
  3. シェルター

    ジンくんの初めての一時預かりボランティア
  4. シェルター

    シェルター保護猫紹介~バニラ~
  5. 里親募集情報

    グミちゃん トライアル中😺